2011.8.8 紀伊半島と北陸の旅・5日目

また一ヶ月程空けてしまいました。

記憶もおぼろげで、小ネタも大分溜まってきましたが、まずは夏のまとめを書き上げていきたいと思います。

5日目は大津からスタートです。

ホテルから徒歩15分の浜大津駅へと向かいます。

交差点のど真ん中にある不思議な駅。

浜大津8:08発→皇子山8:13着 京阪電車石山坂本線 普通列車坂本行き

車内は通学の高校生で混雑していました。

5分の乗車で皇子山駅到着。

地図で確認すると間違いなく湖西線大津京駅に隣接していますが、いまいち乗り換えの情報がなかったんですよね…。

大津京駅大津駅より立派な面構え。

ここで18きっぷに印を入れ、1年前に夜行バスと寝台特急日本海で華麗にスルーした北陸へと向かいます。

大津京8:26発→敦賀9:50着 新快速 敦賀行き

月曜朝の下りなら空いているだろう…と思いきや近江今津まで立たされました。

一方が湖、もう一方は山。滋賀県のイメージに沿った景色が続いていきます。

琵琶湖を離れ、トンネルを抜けるとすぐ北陸。福井県敦賀に到着。

敦賀9:53発→金沢12:25着 北陸本線 普通列車金沢行き

新快速から対面ホームに停車していた普通列車にどっと乗り換え。

大阪・京都方面から乗り換え1回で福井・金沢方面へ向かえる列車だからでしょうか?サンダーバードと比べ時間は倍かかりますが需要はあるのかもしれません。

途中駅で特急の待ち合わせによる停車が多く、のんびりと進んで行きます。

意外にも日本海沿いは一度も走りませんでした。

そして北陸新幹線を迎える工事真っ只中の金沢着。

これまた意外にも有人改札でした。

ここで名古屋で別れたryo3と落ち合い、ホテルに荷物を預け昼食に。

駅併設の金沢百番街にあるラーメン屋「侍の侍」

金沢ラーメン(初耳)という豚骨ラーメン。臭みがなく、食べやすかった…と思います(うろ覚え)。

さて、本日はアニメ「花咲くいろは」に登場する西岸駅訪問が目的です。

能登半島を縦断する七尾線のと鉄道を乗り継ぎ向かいます。

金沢13:49発→七尾15:19着 七尾線 普通列車七尾行き

出発時は通学の高校生で混み合っていた車内も、徐々に人が減りローカルムードが増していきます。

車窓も地方都市然とした景色からのどかな田園風景へと変わっていきます。

七尾15:26発→西岸15:54着 のと鉄道 普通列車穴水行き

七尾からのと鉄道の車両に変わりますが、和倉温泉までは18きっぷが有効なので、和倉温泉〜西岸の往復切符を車掌さんから購入します。

ちなみに車内の自動アナウンスは「花咲くいろは」に登場するキャラクターの声優さんが担当していました。ただこのアナウンス、1日3往復分しかやらないそうですが…。

七尾線から引き続き田園風景の中を進み、西岸到着。

主人公の最寄り駅なのですが、あくまでモデルというだけで特に変哲もない無人駅。

作中では湯の鷺駅となっており、その駅名標も設置されています。

※サビは加工です。

駅舎内にはアニメのポスター。この後幾度となく見る事になります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
駅ノートにはキャラの絵と共に多数の書き込みがありました。
しかし車で訪れる人が主なようで。
実際この時も車やバイク(大宮ナンバーも!)で何組か訪問しているようでした。
確かに車の方が効率よく回れるのでしょうが、せっかく作中に出てきているので電車で訪問してほしいものです。
せっかくここでしか聴けないアナウンスも聴ける事ですしw(期間限定だったようですが…)
のと鉄道のような地方鉄道はどこも経営難に苦しんでいます。
「駅」に人が来ても、「路線」を利用しなければ鉄道会社にお金は落ちません。
アニメのキャラと同じ電車に乗る、というのも一興だとは思うのですがね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

さて、折り返しの電車までまだ時間があるので、駅周辺を散策してみます。

一応国道ですが、車通りはまばらです。

道路を渡るとすぐに漁港が。

山育ちの私は海が見えるとついテンションが上がるのですが、海育ちのryo3には何の変哲もない景色のようですw

海のすぐ近くに田んぼ、というのはどうも違和感を感じます。

他に見るところもなさそうなので、駅でのんびり時間を潰します。

そうこうしているうちに折り返しの電車がやってきました。

西岸16:33発→七尾17:00着 のと鉄道 普通列車七尾行き
七尾17:06発→金沢18:29着 七尾線 普通列車美川行き

往路と同じ道を金沢まで戻ります。

この後は繁華街があるという片町まで足を伸ばし、旅の思い出話を肴に百万石の酒を頂きました。

6日目その1に続く