2011.8.7 紀伊半島と北陸の旅・4日目②〜鳥羽編〜
伊勢を出発し、鳥羽へと向かいます。
ここで再度フリーパスが威力を発揮します。
三重交通が発券している「伊勢鳥羽みちくさキップ」を使用。
1日1,000円で伊勢〜鳥羽沿線のバスが乗り放題になるパス。
これと伊勢・二見・鳥羽の観光地を回る周遊バス「CANばす」を用いると、観光がぐっとしやすくなりますね。
内宮前12:00発→鳥羽バスセンター12:40着 三重交通 CANばす鳥羽バスセンター行き
というわけで次の目的地、鳥羽へ向かいます。
席はちょうど全員が座れるくらいの乗車率。
景勝地、二見浦を通るなど、乗車しているだけでも楽しめる経路です。
鳥羽バスセンターに到着。
本来は鳥羽水族館まで運行している当バスですが、お盆期間の土日はバスセンター止まりに変更されていました。
水族館の混雑を回避するためでしょうか?そこまで渋滞は発生していないようでしたが。
とは言えバスセンター〜水族館は徒歩でも15分程度とすぐなんですけどね。
伊勢湾に浮かぶ島々を眺めながら、のんびり歩いていきます。
潮風が気持ちいい海沿いです。
鳥羽水族館に到着。
この鳥羽水族館は旅行の中で最も楽しみにしていた場所です。
規模は世界最大クラス。日本で唯一ジュゴンを飼育。
さらに順路が設定されておらず、見たい順に観覧できる、というような特徴があります。
さて、入場券を買います。
先のフリーパスを提示すると、通常料金2,400円から100円引かれ、2,300円で入館できます。
ここからは館内で大量撮影した動物たちの写真を厳選し、紹介していきます。
特別展示のクラゲ。
チンアナゴ。これを楽しみに水族館に来ているといっても過言ではないくらい好きですw
日本の野山の水環境を再現した展示。
(名前忘れた…)
青いザリガニ(名前忘れた…)
暑さでだらけるセイウチ。
仰向けでお昼寝中のカワウソ。
泳ぐペンギン。
アシカのショー風景。お兄さんの語りが面白かったw
伊勢と言えば伊勢エビ。食べt(ry
なぜかカピバラもいました。
そして目玉のジュゴン。
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この鳥羽水族館、少々入場料が高いですが、払う価値はあると思います。
何より順路を定めない、というのが展示スタイルとして非常に優れているように感じました。
混雑していると後ろから人が押し寄せてくるので、どうしても先へ先へと急いでしまいがちです。
しかし、「移動する人」と「観る人」を明確に分けることにより。場合によっては目当ての動物をずっと眺めることだって可能になります。(やりすぎると迷惑ですが…)
なので実際は相当な来客数だったと思いますが、余り混雑というものを感じずに済みました。
さすがにスケジュールが決まっているショー、お土産物屋さんは別ですけどね。
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さて、十分楽しんだ所で来た道を逆に戻ります。
帰りのCANばすまで時間もあるので、鳥羽駅でお土産を買っておきます。
実家と祖父母宅に無難にせんべいを購入。
そしてまた見つけちゃいました…w
伊勢志摩の地ビール、神都ビールをいただきます。
ネーミングが伊勢らしいですね。
鳥羽バスセンター15:30発→宇治山田駅16:32着 三重交通 CANばす宇治山田駅行き
バス車内に「内宮付近の渋滞により遅れる事があります」との貼り紙がありましたが、何とか5分遅れ程度で宇治山田駅着。
ロッカーから荷物を取り出し、宿を取った滋賀県大津市へと向かいます。
宇治山田16:57発→大和八木18:31着 近鉄快速急行大阪上本町行き
たまには私鉄で長距離移動してみます。
学割とはいえ1,570円で伊勢から京都へ行けるのは魅力的です。
駅の売店で購入した伊勢茶とうめちゃん。
列車は深い山の中を通過していきます。
伊賀○○や名張といった耳にした事がある地名を横目に、奈良県の大和八木駅で降車。
大和八木18:47→京都19:48 近鉄急行京都行き
この車両は一席一席が独立シート(?)であるタイプの車両です。
前に東武で見た事あるような気がします。
ただ私には若干席の幅が狭いようで、ちょっと窮屈なんですよね…。
京都20:00発→大津20:11着 東海道本線 新快速長浜行き
京都はスルーして大津へ。
ホテルのコインランドリーで洗濯物を放り込んで食事でも…と思っていたのですが、大津駅前、見事に飲食店がありません。
とにかく空腹だったのでコンビニの弁当でさっさと済ませました。
せっかくなので大津市街散策を兼ねて琵琶湖を観に行きました。
なぎさ公園から撮影。しかし暗くてよくわかんね。
翌日は琵琶湖花火大会が開かれるようで、前夜から場所取りをしている団体も見られました。
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ところでわざわざ大津に宿を取った理由ですが、
1.翌日昼に金沢で待ち合わせをしているため、無理なくアクセスできる場所
2.せっかくなので降りた事のない県に泊まりたい
の2点から、滋賀か岐阜のどちらかにしようと案が浮かびました。
そこで1つ思い出しました。
前年の旅行で初めて乗った深夜バスが仙台→大阪を13時間かけて走る便。
当然大して眠れるわけもなく、朝6時、大津SAから最悪の気分で眺めた琵琶湖…。
日本一の湖、琵琶湖のイメージをあのままで終わらせたくない!との思いが湧き上がり、手頃な値段の宿も見つかったために大津に決めたのです。
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夜になると適度に涼しく気持ちの良い風を浴びながら散策します。
ホテルに戻る途中、滋賀県庁前にこんなものを発見しました。
琵琶湖の水深、表層及び下層部の水温と溶存酸素濃度を表した電光掲示板です。
やはり琵琶湖の水質は滋賀県民にとって関心を持たれているのでしょう。
しかし溶存酸素まで示しているとは驚きです。かつて富栄養化が深刻化していた時期もあったという話を聞いたことがありますので、水質項目について県民の皆さんは学ばれていることなのでしょう。
その後はホテルで洗濯物を回収し(乾燥機すごい)、疲れもあって23時には眠りについていました。
5日目に続く。