ぶらり鶴見線の旅・その1

鶴見線に興味を持ったのは、電車で首都圏の路線図を眺めた時でした。

大本の路線にちょこっと毛が生えたような構造に、運行形態は一体どのようになっているのだろう?との疑問を持ちました。

さらに学会へ向かう電車か飛行機内のフリーペーパーで、たまたま鶴見線の海芝浦駅の記事が組まれていました。
改札から出られない駅…といわれると妙な興味が湧いてきました。

そんなわけで関東編第3弾は鶴見線の旅です。前回の記事、下丸子の最後、蒲田からスタートです。

東急多摩川線で下丸子→蒲田と7分で移動。

まさか首都圏で3両編成の列車にお目にかかれるとは…。

蒲田駅で降車し小休止。

就職活動で蒲田駅近くにある企業を受けていたため、何度か利用した事があります。
大きな駅の割に風情があり、割と好きな雰囲気の街です。

蒲田→(京浜東北線)→川崎→(南武線)→尻手と1駅づつ移動します。

尻手駅。ここもやはり南武線の駅です。

「ぶらり鶴見線パス」を購入します。

400円で鶴見線南武支線、川崎〜尻手、鶴見間が乗車可能なフリーきっぷ。
これはかなりお得だと思います。
ただ、私自身訪問当日までこのきっぷの存在を知りませんでしたがw
観光に行く際は色々調べて見るものだと改めて実感しました。(鎌倉の失敗もあったので、余計に)

ちょっと時間に余裕があったので、駅前を散策。
日本の大動脈、国道1号線がすぐ近くを通っていました。

首都圏で車移動をほとんどしないため、国道がどの辺りを通っているか全くわかりません。
最近まで鉄路とほぼ並行しているもの(例.国道1号−東海道本線)だと思っていたので…。
なので五反田の表示が出ているのがまず驚きです。品川じゃないんだw

他に目新しい場所もなかったので、そそくさと鶴見線へと向かいましょう。
尻手駅の3番線から南武支線に乗車。

尻手16:37発→浜川崎16:44着 南武支線 普通列車浜川崎行き

2両編成です。編成も乗車率もローカル線のそれです。
ここ川崎市だよね?早速すごいもん見ちゃったよ…。

7分で南武支線の全線を乗り終え、浜川崎駅です。

しかしどこを見渡しても鶴見線のホームが見当たりません。
とりあえず改札を出ると、正面にも浜川崎駅がありました。

うん、これはわかりにくい。
南武支線の方にも特に案内は出ていなかった(ような気がする)のですが、ここで乗り換えをする人自体が少ないor普段から決まった人しか利用しないためではないか、と予想してみました。
せっかくフリーパス出しているのだからもうちょっとわかりやすくしてもいいのではないでしょうか?

…そう思った理由が、乗り換え時間を4分しか取っていなかったためなのですがw

浜川崎16:48発→扇町16:52着 鶴見線 普通列車 扇町行き

さて、いよいよ鶴見線区間に突入です。
今度は3両編成です。もう驚きません。

鶴見線専用車両のため、路線図がありました。

鶴見駅を起点として、3本の路線行きの列車が設定されています。(浜川崎行きの列車も有り)
しかし、それぞれの駅が会社に直結しているため、休日や昼間は列車の運行が極端に少ないのです。
この日は日曜日。そのため全線に乗車するためには早朝か夕方に向かうしかなかったのです。(詳細は後述)

浜川崎から4分の乗車で扇町に到着。

シンプルな駅舎です。もちろん無人駅です。

こちらはホームからの風景。

見事に工場しかありません。
この列車、10人前後が乗っていましたが、全員が「乗りに来た」方らしく、ホームや駅周辺を散策し、折り返しの電車に乗車していました。
一般の利用客はどの程度いるのでしょう。

その2へ続く。